院長ブログ
母子手帳
2022年3月23日|院長ブログ
行政の人は自分で自分の首絞めているのか?
そう思われた新年度からの母子手帳と受診票でした。
自治体ごとに内容が多少違いますが、新しい受診票はこちら医療機関側が書き込むところが増えてしまっていて、たぶん行政の仕事量も増えて、「業務の効率化」とか「生産性の向上」とは真逆の方向に行ってしまっている気がしました。
いままでの受診票にも「異常なし、要精査、要受診」などにチェックする項目があるのですが、妊娠中の症状って、「正常と言っていいか異常といっていいかあいまい」な部分が非常に多いのです。
母子手帳は、もらった妊婦さんにとっては、出産や赤ちゃんの健康を記録する大切なものです。
数年前からスマホに母子手帳の機能が入ったアプリも出回っています。便利そうなのですが、実際使っている人は少ないかもしれません。「紙の手帳」とスマホの「カレンダーアプリ」みたいなもので、やはり紙であることのメリットは大きいと思います。すぐ見れる。落としても壊れない。
こないだテレビ見ていたら「母子手帳は日本が世界に誇れる立派な制度だ!」と自画自賛されていましたが、電子化されちゃったら、母子手帳そのものなんて必要なくなるじゃないですか。
妊娠された皆さんは自治体発行の母子手帳を手にすることになるのですが、病院で備考欄に何を書くか。
とくに決まりはないのです。

元気で生まれてこいよ!
私は胎児心拍が確認できたときに「心拍(+)」と記入します。
太りすぎの人には体重のところに赤丸を入れ、それとなく減量を促します。
以前 私は胎児の向きを表すためにイラストを描いていましたが
私の絵があまりに下手なのか
「何?これ?」
と質問してくる人が多くなり、イヤになってやめてしまいました。
妊婦さんが自分自身で記入してくることもあります。
「○○ちゃん、早く会いたいね!」
とか
「元気で産まれてね!」
とか
母子手帳には親の思いも表現されていて、面白い。
手書きの手帳って、味わい深いですね。