院長ブログ
ホーケイの手術
2022年5月25日|院長ブログ
医学生の頃にアジアの医学生と会い、各国の医療事情を知る機会がありました。
日本の医学教育と大きく違うのは、実習が早くから入っていること。
医学部の学生が包茎の手術をしているのを、インドネシアとタイで見る機会がありました。
おちんちんを包んでいる皮を切る。
日本では仮性包茎は保険の適応ありません。「異常ではないか」と人知れず悩む男の子もいるのですが、異常ではありません。
しかしイスラム教の国では、男性に当たり前に行われている手術です。
インドネシアの地方では保健所みたいなところで予防接種のような感覚でやっています。
泣いている子供を連れてきて、押さえて、局所麻酔をして、すぱっと切って、縫う。
私が見ている間に、さっさと処置が終わり、泣いている子供は連れていかれました。
すごいと思いました。
友人になったタイの医学生を訪れた時には、仮性包茎の手術をしていました。
この時の手術は面白かった。
大学病院で手術していたのですが、看護実習に来ている若い看護学生10人くらいが取り巻いて手術を見学していました。
患者は15歳くらいの男の子。手術台の上で緊張していましたが、看護学生を意識して恥ずかしそう。
友人の医学生は消毒をして、ドレープ(布)をペニスの周りに覆いました。
そして局所麻酔を始めたのですが、手慣れていなくて、ペニスのあちこちを触っているうちに
刺激になったのか、次第にムクムクと、モノが大きくなってきてしまいました。
患者の男の子も恥ずかしくて顔面紅潮しているのですが、手術中なので動けません。
数メートル離れて、周りで見ている看護学生たち、「キャー」と騒いで、手のひらを顔にあてて、見ないフリ。
が、彼女たち、指の中指と薬指の間から、しっかりアレを凝視していたのを
私は見のがしませんでした。