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院長ブログ

ハンター

最近、銃の発砲で人が殺される事件があったりして、日本でも銃の所有を厳しくしたほうが良いという意見も出ています。

日本での銃撃による死亡は昨年だけで9件あったそうで、4万8千人(2021年)が銃で死んでいるアメリカと比較するとはるかに少ないです。

日本で銃が許可されているのはシカやイノシシの害獣の駆除のためですが、地方では畑を荒らす動物の被害が年々増えている一方で、

動物を駆除する、狩猟免許を持ったハンターは高齢化で数が少なくなっているそうです。

新たに狩猟免許を取る人も少ないとか。

資格を持った人が高齢化している・・・

最近私は、自分の職業の団体である産婦人科医会に出席してきましたが、ここでも似たようなことが話題になっていました。

妊娠中絶の資格である、母体保護法指定医です。

法律の下で中絶することができる母体保護法指定医を持った医師が高齢化し、新たに資格を取る人もおらず、困っているのだそうです。

糖尿病などの合併症を持つ妊婦で、やむを得ず妊娠をあきらめないといけない症例に、最近では総合病院の部長級クラスの医師でも中絶のできる資格の医師がいないので、困っているのだとか。

業界のことを知っている私としては、中絶をすることで利益が出るわけでもないし、社会的にも好ましくないと感じられているので、積極的に取得したくないと思う産婦人科医が多いのもうなずけます。

命の殺生にかかわっていて、なんとなく必要だけど、資格をとるのは面倒、ハンターの資格と母体保護法指定医の資格は「前世紀の遺物」になるのでしょうか。

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