院長ブログ
味噌汁のみたいわ めっちゃ
2020年11月22日|院長ブログ
休日はたまに自分で料理したりします。
外食行くにしても、不特定多数の他人のいる環境では感染症リスクもありますから、やはり自宅にいるのが良い。
手抜きの度合いに応じて、手ごろなものが売られているのも良いですね。
たとえばチャーハン食べるにしても、1)炊いたご飯、焼き豚、ネギ、卵と食材をそろえて作る方法
から2)ごはんは、パック米、調味料はチャーハンの素を使うなどして、一部を手抜きする方法
から3)冷凍チャーハンを買ってきて、家ではレンジでチンするだけ
まで手抜きの度合いによっていろいろあります。
レシピといえば、かつて海外に滞在していたとき、私は現地の人にウケる日本食を作ろうと外国人にもわかる日本料理の本を現地で買いました。英語圏の人の書いた、「Cooking Japanese(日本料理の作り方)」の本です(写真)。
写真がきれいなので、まだ保管しています。
西洋人の目で書かれた日本食の料理本だけに、日本人の私が読むと、けっこう面白い。
「do’s and dont’s of japanese etiquette(日本料理のエチケット)」というところを読むと、
「新しい割り箸や竹の箸を使うときはそれらを二つに割り、片方の箸でもう片方をこすって木のトゲをこそぎ取るようにすべし」と書かれている。
これって、悪いマナーじゃなかったっけ?
「熱い茶やスープ、麺類をすするときにチュルチュル、ズルズルと音を立てるのはアクセプタブル(acceptable:オーケー)である。
これは味わっているというサインであるし、熱いものを冷ますためである」
日本人は何気なくズルズルとラーメン食べるけど、あれって西洋人は気にするようですねえ。
この本には、日本人がよく食べる、寿司、刺身、味噌汁、そばの作り方が
載っていますが、名前の訳し方が面白い。いくつか紹介すると
「ツナ・ロール(Tuna rolls)」は「鉄火巻き」
ということはある程度想像がつく一方
「いなり寿司」は「seasoned tofu pouch(調味された豆腐の袋)」
と直訳される。
なんのこっちゃ?という感じである。
「煮込みうどん」は「individual udon casserole」である。
キャセロールは聞いたことあるが日本育ちの私は知らない。
「thick omelette」と書いてあるので
、
日本料理でもオムレツを作るのか、と思ってよく見たら
「厚焼き卵」のことでありました。
「お好み焼き」は「savoury pancake」と訳されている。
直訳すれば「風味のあるホットケーキ」になります。
ここの作り方には
「アオノリは河口や湾の岩の上に成長する藻類から作られ、これを乾燥させ粉末にしたものが売られている」
と説明がされている。レシピーを読みながら、
(こんなもん、食うのかよ!)
と顔をしかめている読者の顔が想像されます。
岡崎体育のヒット曲「留学生」の歌詞で
「I messed up ,should’ve known last time I met ya (君に会った時にバカなことして後悔してる)」
が「みそしる飲みたいわ めっちゃ」と聞こえるのが笑えます。