院長ブログ
ラジオ体操
2017年8月16日|院長ブログ
子供の頃、夏休みには毎日行ってた(気がする)ラジオ体操。
小学生が集合してやる朝のラジオ体操、最近では夏休みの始めと終わりの何日かだけになってしまったそうですね。カード持って行ってハンコ押してもらうのが楽しみだったり、体操の後で友達と遊んだりした記憶があります。

カカト上げるんです
私は朝6時25分からのEテレのテレビ体操をここ10年くらいやってます。
私のような周囲に影響されやすい人間は、朝のぼーっとした時間にテレビの姉さんたちが元気にラジオ体操で手足を動かしていると、つい、つられて動かしてしまい、朝エンジンをかけるには都合がよい。
2~3年前にラジオ体操のブームがあり、「ラジオ体操には、いろいろな筋肉を動かす動作が含まれているので、一通りやればあらゆる筋肉が鍛えられる」ようなことを書いている本もたくさん出版されました。店頭に本が山積みになるくらいのブームでしたが、しかしどうも私には、ラジオ体操だけではじゅうぶん体が鍛えられている気がしません。
やらないよりはマシ、くらいに考えています。
ラジオ体操だけじゃなぜダメか。

この状態でごはん食べれます・・・ウソです
抗重力筋である足や腰には刺激になると思いますが、上半身の筋には物足りないかもしれない。
ヨガと比較するとよくわかります。ヨガは床に腰を下ろしてする動作が多い。肩や首のコリをほぐすには、ラジオ体操よりはヨガが良い。

幸せなら足たたこう パンパン
ヨガは動作もゆっくりで、反動をつけません。筋膜や関節をゆっくりのばす。呼吸を意識することで自律神経が調整されます。

逆立ちのポーズ、肩こりには効きます お試しあれ
アイスクリーム、チョコレートなど糖質大好きな自分ですが、こういう私でもスクワットやランジ等「レジスタンス運動」も糖尿病の予防にはなるかもしれません。。ジムに行く時間と手間がありませんがマシンなしでもある程度筋トレできます。
糖尿病の原因となる高血糖の改善には、筋組織を刺激して糖質の取り込みを促すのが良い、というエビデンスが最近多く出ています。
ひところ「ラジオ体操だけやればじゅうぶん」という趣旨の本がたくさん出版されました。必ずしも十分ではないと思います。
庭の草むしり、床の雑巾がけ 車のワックスがけ、子供と遊ぶ、犬の散歩も丁寧にやればエクササイズです。
体の使えるところはどんどん使いましょう