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院長ブログ

アフガニスタンの12月

12月らしい寒さになりましたね。

私、開業するずっと前は海外に出ることも多かったのですが、今回はアフガニスタンにいたころのことをお話します。

13年前の一年、アフガニスタン北部にNGOの医師として滞在していました。

緯度は日本の北関東と同じですが、乾燥していて雨が少なく、気温の変化が激しいところです。

夏には40度以上になるようなところですが、この年、大きな寒波が来て12月にはマイナス11度まで下がりました。

水道管が凍ってしまい使えなくなり、ガスも来ない、電気も数日停電続きました。アフガンはインフラが貧弱です。

私たちは、朝や夜はろうそくやランタンの明かりを便りにし、昼は自家発電機を回して通信機器や事務機器を動かさないと日本との定時連絡もとれませんでした。

一般の家庭には電気製品があまりないのと、停電が頻繁に起こる生活に慣れていて、あまりパニックにはなっていませんでしたが、滞在間もない私たちにとっては大変でした。

私は95年の阪神大震災で、冬季に電気や水、ガスの止まった状態で生活したことがありますが、アフガニスタンの方が過酷だった。

この状況を情報発信するメディアがないので、ニュースにならないだけですが、こういう寒さで絶対数十人単位で人が死んでいるはずです。

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左端が私 アフガン人スタッフたちと(日本人3人)

左端が私 アフガン人スタッフたちと(日本人3人)

 

 

 

アフガンで開設した診療所で患者をみていましたが、夏はマラリアや下痢が多い一方で、冬になると風邪や肺炎など呼吸器系の病気が増え、火を使うことが多いため、火傷の患者も多くなりました。馬に蹴られてケガをした人も冬季に多くなりました。

病気の人を治すよりも、自分が病気にならないようにするのが大変でした。

アフガンのこういう状況を経験すると、日本に帰ってきて、普通に暮らせることのありがたさをしみじみ感じます。

公園の蛇口から水が出る、停電しない電気がある。こんなことすら、うれしいのです。

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