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院長ブログ

胃カメラ

先日 一年に一回の健康診断を受けてきました。

ふだん、自分は健康診断をバカにしていて、

「健康診断さえしていれば、大丈夫」と考えるのは間違ってます、と周りにも言ってます。

毎年検診の時期はやってくるのですが、いつも、受け方がいい加減で、なにかとトラブルが絶えない。

朝食を抜くのを忘れるのはしょちゅうだし(当然中性脂肪が高く出ます)、検診があること忘れてすっぽかしていたこともあります。

今回は直前まで便検査を忘れていて、焦ってトイレでがんばってみましたが、出ないので、宿題を忘れた生徒のような気持ちで健診センターに向かいました。

健診センター内部はゆったりした着衣と、裸になっても快適に保たれる室温に設定されていて、素足で気持ちのいいパイル地のカーペット、

暖色系に統一された壁の色で、館内は快適でした。

検査さえなければ、ここで寝泊まりしてもいいと思いました。

検査着もゆったりしていて、気持ち良い。

昔、泊まったカプセルホテルで提供された寝間着を思い出しました。

 

胃の検査は従来は造影検査だったのですが、今年から胃カメラになり、しかも経鼻内視鏡と口からの内視鏡が選べるようになっていました。

経鼻の胃カメラは初めてだったので、試してみようと思い申し込んでみましたが、鼻の中に麻酔をして、内視鏡が通る管を入れる時点で、左右どちらからの穴も通りが悪くて、鼻の奥を管で突っつかれて、両目から大粒の涙が出ました。経鼻は楽な検査と聞いていましたが、こんなにつらいとは・・・

仕方がないので、従来の「口からの」内視鏡の検査となりました。左側を下にしてベッドに横たわり、目の前のモニターに自分の体の中が映し出されるのを見ながら検査を受けました。

唾液を飲み込みたい衝動を我慢するのはつらいですが、普段見ることのできない自分の体の中が見れるのは面白いことでした。

胃の検査が終わり、カメラの視野が、胃の入り口から食道、咽頭、声帯をとおって、すぽっと抜けたときは、ほっとした気分になりました。

長い胃カメラのチューブが自分の体の中から抜けるのをみて、自分が子供の頃、ラーメンを遊びながら食べていたことを思い出しました。

30㎝くらいのラーメンの麺をかまないようにして、端で片方をつまんで、飲み込む。

先端が胃のあたりに入ったと思ったところで、ラーメンの麺をそーっと引っ張ってきて、吞み込んだ先端が体の外に出るのを確認する。

先っちょには胃液がついているんだろうか、味が違うんだろうか、などと、インスタントラーメンを自分で作って食べていたのは、小学生の頃でした。

よくわかりませんでしたけど。

 

 

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