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院長ブログ

イスラム教

アフガンにて 2002年

アフガンにて 2002年

 

 

世界の主要国の中で、日本ほどイスラム教と縁が薄い国はないでしょう。

 

世界人口の22%がイスラム教ですが、私たちが日常、目にすることはありません。

 

過激派だけを見ているとイスラム教は「怪しい」宗教とされてしまうのですが、

日本だって、怪しい宗教はいくらでもあり、今年犯人が処刑された地下鉄サリン事件も日本の宗教団体によるテロです。

イスラム教だから危ないとか怪しい、というわけではありません。

私の経験したイスラム圏といえば、学生時代からNGOの時代です。

医学生の集まりと大学院の研究でインドネシアに2か月滞在、バングラデシュに1週間、

NGOの仕事でアフガニスタンに1年滞在。

3つともイスラム教の国でしたが、全然違う。

イスラム教の特徴としては、日本と比べると

*豚肉は食べない

*酒は飲まない

*断食がある

*1日の決まった時間にメッカに向けてお祈りをする

*金曜日が休息日でお休み

*一夫多妻制

などです。(私が見聞きした範囲で)

戒律の厳しさも国によって全然違います。例えば酒、ですが、

インドネシアで「私はビールが好きだ」というと、現地女性は

酒飲む人って、やあねえ

と嫌そうな顔をしながら、それでも外国人だから、酒飲むのはしょうがないか、という態度で接してくれます。

アフガンで「私はビールが好きだ」と言ったら、「そういうことを表で言っていると捕まるから、黙っていなさい」と現地の人に言われました。

イスラム社会の宴会で、「とりあえずビール」はありえない。

とりあえず「チャイ」です。

日本人の予想に反して、お茶だけで結構盛り上がっている(女子会みたいに)

日本に来たイスラム教の人が一番気にするのが、食事。 「この食べ物、豚入ってないでしょうねえ」と気にするので、たこ焼き、ラーメン、餃子などはご法度。 調味料のうまみ成分も豚肉が入ってることがあるので、とても気にする。

服装については、インドネシアのイスラムの女性は、顔や肌を結構出していますが、戒律厳しいアフガンになると、女性は外出するときは全身すっぽり布で覆って、目だけしか出しません。

男性についてはインドネシアでは、ヒゲはあってもなくても、どうでもいいですが、アフガンではヒゲをはやしていないとちゃんとした成人男性とみなされません。

タリバンの時代にはヒゲがないという理由で投獄されていました。

インドネシア~アフガニスタンのイスラムを比べると、メッカに近づくほど、戒律が厳しい、気がします。

こういう人たちと接していて、日本人がつい言ってしまいがちで避けたほうがいい事の一つが「私は無宗教です」ということ。

イスラム教の人にとっては、仏教にしろ、キリスト教にしろ、何かしら宗教を持っているのが当然、としている人が多い。

日本人の多くは「私は仏教徒です」と言うと思いますが、実際には無宗教だと感じている人も多いのでは。

 

原理主義の多いイスラム教の地域では

「私は平和主義者(pacifist)なのですよ」と言って煙に巻くのも、余計な衝突を生じないで良いとされています。

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