院長ブログ
ワクチン
2021年4月25日|院長ブログ
コロナワクチンの接種が進んでいますが、先週私もコロナワクチンうってきました。
通常のインフルエンザワクチンより痛みが強いような噂を聞いていましたが、私の場合は、打った部位の痛みが翌日ちょっとあった程度で大きな問題ではありませんでした。
ワクチンは自分を守るだけではありません。接種をした人の割合が社会の中で増えることで
「集団免疫」と言ってウイルスが広がりにくくなります。
さて、日曜の夜にはNHKの大河ドラマ「晴天を衝け」を観ているのですが、今回主人公の子供が「はしか」で死んでしまうシーンがありました。実はこの時代、20年から30年ごとにはしか(麻疹)の流行が起こっていて、そのたびに大量の死者が出ていました。ドラマの時代でも20万人(コレラと合わせて)死にました。
はしか(麻疹)はワクチンで予防できる病気ですが、昔だったら死んでいた病気で死ななくなったのはワクチンをうっているおかげです。百日咳、B型肝炎、ジフテリア、日本脳炎、破傷風など命を落とす病気にかからなくなったのは、ワクチンをうっているおかげです。
子宮頸がんのワクチンも子宮がんから命を救うワクチンですから、うつことをお勧めします。
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ワクチンの接種率は、国によって大きく違いますが、国民性もあるようです。
どうやったらワクチンをうってもらえるか。
ジョークがあります。
アメリカでは国民に「ワクチンをうつとヒーローになれます」と説明します。
ドイツでは「規則ですのでワクチンをうってください」
イギリスでは 「紳士淑女はワクチンをうってください」
イタリアでは 「ワクチンをうつと女性(男性)にモテます」
日本では・・・
「もう 他の人はみんなワクチンをうってますよ!」
だそうです。