院長ブログ
正月休み2019
2019年1月3日|院長ブログ
新年おめでとうございます。

新しい命とめぐりあう一年
私のクリニックでも新しい命が次々誕生しております。
さて、プライベートでは、この時期、親戚が集まって食事するのですが、私が集まりに不在でいると「仕事で大変ねー」と言われます。
お産は、喜ばしいイベントである一方で、大変なこともあり、個人差が大きくて、一概に「✖✖だった」と伝えられない側面があります。集まって酒のんでいる親戚のおじさん、おばさんに私の仕事はどうだった、とか一言にまとめらない。
最近は「働き方改革」とかいって、時間外勤務を少なくしよう、とか言われていますが、お産に関するこの職種「オンとオフ」にわけられない最たるものです。
正常分娩を待機している間、それは仕事時間でしょうか。私は一般家庭の人と同様に、食事をしてお風呂に入って眠りますが、異常があったとき、分娩の際にはコールがあって、クリニックに出向きます。これを「待機」とすれば24時間勤務。時間外勤務月480時間超。
産婦人科の勤務医で、当直時間も仕事をしている時間だから勤務手当を支払ってほしい、と訴訟が起こされたことがありましたが、待機の時間はテレビを見て、寝ている時間もあるわけで、仕事ばっかりしているわけでもないので、どうかと思いました。
「お仕事のほう、どうだった」とか、親戚の人に問われると
「毎日がエブリデイだからね、へへ。」とよくわからない回答をして煙に巻いてしまいます。