院長ブログ
トラブルはふつうの顔でやってくる
2018年11月11日|院長ブログ
「トラブルはふつうの顔でやってくる」
産科医をしている私が肝に銘じているコトバです。
リスクの少ないお産ができるようにと、先日の日曜日には、私、神奈川県のある病院まで出かけて産科の急変に対応する講習会を受けてきました。
エビデンスが蓄積してきた昨今では、ベストの治療法も少しずつ変わっています。ロールプレイを通して自分のやり方でいいのか、第三者から容赦ない指摘を受けるので、自分流を見直す良いきっかけになります。

蘇生用の人形です
妊婦の状態が急変したという設定について、看護師や助産師に交じってロールプレイ。私も3人のグループで、普段と違う、看護師役や助産師役をやりました。
大の大人がお医者さんごっこをクソ真面目にやるのですが、私は看護師役でした。
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現場ではよくありがちな「指示待ちで言われたことしかしないナース」「18Gの針で点滴の指示を受けたが針が入らず『先生点滴が入りません』と泣いてしまう、ヘボなナース」を演じて、周囲の笑いを誘いました。