院長ブログ
イヤー困った
2017年1月11日|院長ブログ
1月7日に七草かゆ、1月9日の成人の日を過ぎると、1月11日は鏡開きですね。
私もおいしいお汁粉食べました。
さて、1月8日は「イヤホンの日」だそうです。イヤホンの普及を目的に日付の1と8をかけて制定されました。

これくらいのサイズです
ちょうどその日、私、イヤホンを紛失してしまいました。
Bluetoothのイヤホン(ヘッドセット)で、昨年末から使い始めたのですが、従来のケーブル付のと比べると、絡まなくてよい。
寒い冬には、着衣がコードにひっかからないので、とても良い。
ただし、サイズが小さいので、カバンに入れておいても、所在がわからなくなることがあり、とうとう「イヤホンの日」にどこかに消えてしまいました。
このイヤホン、最初に買おうと思った目的は、オンラインでの製品説明でした。
新しい電子カルテのデモのため、両手が使えるように、スマホの音声応答ができる機種をそろえたのです。
東京の会社にいるセールスマンが見ているのと同じ画面を見ながら遠隔地にいる私が、電子カルテを使ってみる、というもので、
物珍しさもあって、ちょっと緊張して、パソコンの前にスタンバイしました。
指定の時間に、スマホに電話がかかってきたので、イヤホンを耳にしました。

実物の写真
「さあ、これから、(ズルズル)私どもの、新しい機能をもりこんだ、カルテを体感してみてください!(ズルズル)」
イヤホンの向こうでは、熱心な営業の人の説明が聞こえるのですが、その人、どうも花粉症なのか、
鼻声で、話の間に(ズルズル)と鼻をすする音が聞こえます。
「よろしいでしょうか(ズルズル)、受付画面は、このボタンをクリック(ズルズル)していただいて(ズルズル)」
使った人はわかると思いますが、イヤホンで高音域が強調されます。
音量一杯にして聞いていると、「鼻水ズルズル」は、私の耳元1センチで鼻すすっているくらいに強調されて聞こえます。
音量を大きくしたイヤホンで、鼻水ズルズルすする音を聞かされているのは苦痛です。失礼と思いますが、相手はわかってない。
(あんたの聞かせたいのは、製品の売り文句じゃなくて鼻水かよ!)と腹が立ってきました。
(どうです、当社の製品はこんなに優秀なんですよ、使わせてあげようか)と言わんばかりの高飛車な口ぶりも、電話の向こうの初対面の人に話を聞く者にはネガティブにとれます。
熱心なのか、鼻水のズルズル音を一向に気にせず、製品のアピールばかりしている、電話の向こうの人に聞いているのに嫌気がさしてきて、
「鼻声なおしてから、もう一度連絡ください!」
と怒って ぶつっと電話を切ってしまいました。