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院長ブログ

猛獣(もうじゅう)との戦い

 フーッ!

そいつは、牙をむいて、私にとびかかってきた。

敵意むき出しのネコは、「捕まったら、かみ殺してやる!」と言いたげに私をにらみ、爪や歯をたてて私の力に抗った。

私は着ているフリースを脱いで、両手で持つと、中にネコを追い込み、首根っこをつかんだ。

(もう逃がさへんで) (こういう時には関西弁が出る)

私もネコに手をひっかかれ、かなりの傷を負ったが、ネコもネコで(おまえ一生呪ってやる)という形相で目をむいてキバをむき出し、私をにらみつけている。

ネコにやられたキズ(後ろにいるのはウチの飼い猫で事件とは関係ありません)

ネコにやられたキズ(後ろにいるのはウチの飼い猫で事件とは関係ありません)

 

「院長 ウンコがおちてます!」

不審な報告があったのは、この事件の前日。朝いちばんに、師長が私に伝えた。

玄関の自動ドアを入った、建物の中の、玄関マットの上に、動物のフンが落ちていた。

開業以来こんなのは初めてで、見舞客のペットがフンさせたのか、いやがらせをしたのか、それとも動物がわざわざ入ってきて、フンして、出て行ったのか???

よくわからないのだが、とりあえず、よく洗ってきれいにしといた。

 

 

「院長 ネコです!」

その翌日だった。師長の報告によると、玄関スペース入ったところの、自販機の裏側にネコがひそんでいるという。

ネコを捕まえるなら、オレにまかせろ、という(他には女性スタッフばかりなので、私がなんとかしないといけない)気持ちで自販機裏の物置スペースに入っていくと、すみっこの方に、ネコの背中がちょっとみえている。

首根っこを捕まえてやろう、として手を伸ばした瞬間・・・

ダーッ 

と飛び出してきて、私の横をすり抜け、ネコの逃げ場のない閉鎖された玄関スペースで、必死の逃亡劇を始めた。

逃げ場がないと知るや、捕まえようとする私の手を思い切りひっかいた。

私もアドレナリン全開

ちょっとくらいひっかかれても痛くない!

他のスタッフの助けも得て、なんとかネコを捕獲、段ボール箱に入れ、明かり取れる程度の数センチのスペースを開け、

ガムテープでしっかりフタをした。

ネコはどうも、自動ドアのセンサーが反応して、開いてしまったところを、うっかり入ってしまったらしい。

前日のウンコはネコのウンコだろう、察するに、猫は丸一日以上、何も食べてない(植木鉢の水はのんだかもしれない)。

出るチャンスを失ってじっと物置の奥にひそんでいたにちがいない。

診察の仕事が終わって、近所のお店でネコの話をしたら、近所で複数のネコ飼っているウチがある、とのこと。

箱をどっかで開けて、遠くに放流しようと思っていましたが、飼い主がいるかもしれないと思いなおし、

ネコの入っている段ボール箱を持って、そのお宅へ向かいました。

お宅に近づいてきたとき、静かだった中の猫が突如、ガタガタと音と立て、

なんと数センチのスペースから、ガムテープを破って、無理やり脱出!

段ボールからびっくり箱みたいに、ぴょーん、と飛び出して脱走、いなくなってしまいました。

破ったガムテープには、ネコの毛がびっしりついていた。 ハゲになったに違いない。

「ネコひっかき病」というのがありますが、これは傷にBartnella henselaeという菌の感染で起こります。

そういう事は知っていますが、ひっかかれた手の傷は、水道の水でよく洗って、ゲンタシン軟膏ぬって、あとは何もしてません。

私もケガをしてイヤだったが、ネコもネコで必死だったんだろう。

終戦近くに、日本の領土に上陸してくるアメリカ兵に、命をかけて抵抗する日本兵の気持ちが、なぜだか、想像できました。

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