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院長ブログ

機内での出産

飛行機内で妊婦に陣痛が来たら、どうしたらいいですか

というテーマで原稿を書いてほしいと、私に、ある医学雑誌から依頼が来たことがあります。

先日「カナダ人女性が機内で女児を出産」というニュースがありましたね。

機内で陣痛が来るのは稀にあるようで、私が調べた時点でも、日本の大手航空会社で過去10年間に3件の報告がありました。

普通は、妊娠9か月以降(36週以降)ではどの航空会社でも医師の診断書が必要です。

image
航空会社によって、医師の証明書が必要な週数も違います。

主要国では30週過ぎてからのところが多いのですが、カンタス航空では29週以降に医師の証明が必要、

フィリピン航空では妊娠23週からの医師の証明書が必要。

飛行機に乗るのは、妊娠の週数が確実にわかっている日本の妊婦ばかりではありません。

いつ妊娠したかわからない人が乗るような国では、証明の週数がぐっと下がるようです。

さて、お産の進み方はとてもバリエーション(個人差)が大きく、飛行機内での数時間でお産が進んでしまう人もいる一方で、2日かかってもお産にならない人もいるのです。

病院でお産をするつもりでも、急に陣痛が来てお産が進み、病院につくのに間に合わなかった、という出産の事例は数多くあります。

私が、総合病院で勤務医として仕事をしていたときにも

「急に陣痛が来て、病院についたときには頭が出かかっていた。先生に股のところを押さえてもらい、ストレッチャーで分娩室に運ばれた」

という人もいれば

「庭にいて、急に陣痛が来てしまい、芝生の上に赤ちゃんを生み落してしまった」

と芝の葉のついた赤ちゃんを抱えて救急車で病院に来た産婦さんがいました。

マジメそうな方で、申し訳なさそうな顔をしていました。

「トイレでいきんでいたら、便器の横に産み落としてしまった」という事例もあります。

すべての事例に当てはまりませんが、お産の経過が早い人は、安産で生まれることが多いです。

安全な分娩を考えると、勧められることではありませんが、妊娠・出産については、つねに予想外のことが起こり得ます。

さて「機内で産まれてしまったら、どうしたらいいか」

一般の人にできること、としては

赤ちゃんを冷やさないように、毛布などで包んで暖かくしておく。臍帯を引っ張ったり、余計なことはしない

のが正解と思います。

一昔前の日本では、産まれたら、お湯での沐浴の習慣がありましたが、今では体温を下げるという理由から沐浴は行われていません。

 

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